事業内容
土木、左官、外構工事からワークショップ実施、各種サービス開発と幅広く事業を展開。職人が中心の会社でありながら、前例に囚われない新しい取り組みを精力的に行っています
ホームページ:https://ikemotonet.com/
外構工事、左官工事、土木工事それぞれの専門分野を得意とする職人を抱え、元請けの企業様から依頼された工事現場を何件も同時に工事しています。
ただ、現場を管理する現場監督管理者が少数の為、商談中や現場での指示中は他の現場へ行けなかったり、地方なので現場間を移動する距離が長く、移動時間で1日が終わってしまうという状態が多々あり、現場の状況把握に手がまわらず困っていました。
また写真を撮ってもパソコンへアップロードする作業や整理する作業に時間を費やし気味でした。そこで「この悩みを全部解決するアプリを作れないか?」と思ったことがきっかけです。
撮った写真をいちいち送ったり、フォルダ分けしたり、また何度もシャッターをきったりPCを開いたりなどのちょっとしたひと手間が解消されるよう細かく仕様を決めました。
また、機能がありすぎると逆にご年配の方やデジタルに弱い方には心理的負担が大きいです。そのため、なるべくシンプルにわかりやすく、オーバースペックにはならないように気を付けました。低単価で、小規模の職人会社さんに丁度いいアプリになっていると思います。
はい、実際に当社でも利用をしています。元請け企業様からの状況確認電話等の対応や現場指示が円滑に行えるようになり、職人同士の情報共有にも役立っており、より現場の状況を把握しやすくなりました。
また、時系列で写真を保存しているので長期休暇明けや元請け企業様のスケジュールでの空け期間など現場に入らなかった時の現場状態振り返りなどにも活用できており、クレーム防止にも役に立った時もありました。
写真の保存や整理に費やす時間を削減できたことにより、見積もりを作成したりスケジュール調整を行ったりと削減できた時間を有効に使う事が出来るようになりました。
工事着工前の現場打ち合わせの際にふらっとを用いて撮影をしていました。そのまま工事に進みましたが、工事完了後、住宅にキズがついていたり、玄関にコンクリートの汚れがついている事が判明しました。
最後に工事を実施した業者が弊社だったので疑われてしまったのですが、施工中に連続撮影した写真で養生している状況が時系列で確認ができました。
フォルダをよく確認すると着工前に撮影した写真で弊社工事前から付いていた事が判明し、弊社の責任を回避することができました。
工事期間中に中5日間ほど弊社工事を空ける期間があったので前後で撮影を実施していました。工事空け前と工事空け後の写真を比べたところ、工事空け期間中に他の業者が工事をしたり、前後の現場変化が把握ができました。そのため弊社が工事をするための状態把握に役立ちスムーズな仕事ができました。
量水器の位置がコンクリートを打ち終わってから違う事が判明した1件がありました。お客様からは「弊社の作業員がズラしたのでは?」と疑われてしまいました。
作業員は量水器には触れていないという事で、作業中の現場写真を見直した結果、他社が量水器作業を実施している写真があり弊社の施工ではない事が判明しお客様へも根拠に基づいた説明ができました。
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